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この季節と人生を重ねてみる。



綺麗な写真。

それはそれでいいけれど、その先、あるいはその奥にある、ほらもうひとつなんかこう・・・わかるかな?ぬくもりっていうか優しさっていうか・・・そういう表情が欲しいんだよね!


っと、写真が好きでこだわる人向けのお話。


いつも話しているのは、LIVEだとか記憶の写真だとかストーリーのあるとか、そういった文言。


これも人それぞれどう感じるか?なんて個人差あるから、決して僕の表現が絶対正しくて人が間違っているなんて思わない。としたうえで、USHUNという写真家が撮影するとこうした表情になる!っていうのはお伝えできると思うので、今日は、ここにこの時期ならではの枯れ葉だとか枯れた花だとか生涯を終えた植物を撮影してみました。


美しさ。

新緑の季節があり、そして蕾を膨らませやがて花を咲かせたら、虫たちが花粉を運んで種を残して枯れていく花たち。



駅やその周りには花屋が綺麗に咲いた花を売り、道路の脇やマンションなどの花壇やちょっとしたカフェなどのショップの脇では綺麗に咲いた花が飾ってあったりするので、僕らは基本花たちのピーク時が一番美しいと思いこんでいる。


これって僕は人でもあてはまる。と思っています。

チヤホヤもてはやされるのは、若い女性や若い男性アイドルとかですよね。僕も学生のとき20代のころは容姿の整った綺麗で可愛い女性に初恋をしたり恋愛をしたりしていました。


でもいつからだろう?

人の美しさを容姿も大事なんだけど、それ以上にその人の生きてきた情報全体で美しいって思うようになったんです。その人物の手や顔に広がる深いシワだったり、紫外線で焼けた眼差しだったり、歳でこけて減り細くなった尻や太もも、艶を失った髪、鼻毛だけじゃなく眉毛や耳の毛はボケて伸び続けていたりとか。。。若い頃の誰もが認める美しさではなく、極端な言い方をするなら美貌とは程遠い姿こそ美しいと思えるようになったんです。ありのままの姿、飾らない美しさ、人間らしさが本当に美しいと感じるように。


皆さんにはどう写っていますか?

僕が生きてきた、感じてきたことをこの植物達を通して写し表現しています。

「生きる」本当に美しいですね。




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