カメラはみんないい機材。どこで差が出る?

今日はどんな写真が人の目を惹くのか?
そんな話をします。
写真は総合格闘技の選手で、友達のクリス君です。
数年前に撮影させて頂いた写真ではありますが、この写真でこれを見ている皆さんにお伝えできたらいいかなぁ~と思い、アップします。
トップの写真を各SNSでアップしています。
何故僕がこの写真を選んで公開しているのか?何処がよくて選んだのか?をお話します。
ダラダラ書いても伝わり難いと思いますので、今日は(も)簡潔に書きますね。
撮影するときに出来るのが一番いいのですが、写真に線を引きます。
上は長方形ですけど、もっと分かりやすいようにスクエアにして説明します。

このように直線を引いたときに対角線が交じり合うところが人の目を惹き付けます。
この写真で言うと、
彼が突き出している拳と、右足。
リングの檻右上と左足太ももの直線。
更に、右足のラインとリングの檻左上の角。
結んでみると、彼の左のお尻で交差しあいます。
これが写真を引き上げています。
そしてこれ

三分割法でみたとき
右の縦線に被写体が真っ直ぐ入り、左の縦線では肘が丁度線上に入るのと、左足は直線になっています。
下の横ラインが丁度膝あたりになります。
そして、すべての直線が交差しているのは右縦の直線上です。
だから目を惹く写真なのです。
相手あっての撮影なので撮影時の限られた時間の中で考えて撮影するのは難しいですが、それに近い形で撮影するのは出来ると思いますので、是非構図を想像しながらトライしてみて下さいね。
かなり難しいかもしれませんが、やっているうちにコツがつかめるようになってきます!!